日曜日にサークルの交流戦をしました。相手のサークルはこの4月に結成したばかり。我々のサークルはすでに17年目になっていますから、犬で言えば老犬と子犬です、って、なぜ犬で喩える？

　17年もサークルを運営していると、さまざまな紆余曲折がありましたし、その結果としてサークル運営のノウハウも蓄積されました。それは、ビジネス書によくあるような組織管理のノウハウに近くなるのですが、サークルをまとめ、盛り上げるひとつの手だてとして、なにか目標を作ることがあります。

　具体的にはテニス大会や対抗戦を目標にして、それに向けて練習をすると、サークルに活気が生まれます。まだ誕生して3ヶ月目の子犬のようなサークルにとっても、多分サークル対抗戦をすることは、目標にも刺激にもなるはず。そう思って、幹事同士が話し合い日曜日の交流戦が企画されました。

　実際、試合をしてみると、向こうのサークルはテニスも若々しいし、試合慣れしていない感じがまた新鮮です。これが長年同じメンバーでテニスをしている海千山千のオジオバテニスのサークル相手だと、相手をしていても何ともいえない渋みと苦い味わいがあるのですが、若々しいサークルはずっとフレッシュで清々しさがあります。

　交流戦自体は年の功で、我々の勝ちに終わったのですが、それなりに試合としては面白かったので、向こうにしてみれば負けてもまた良い刺激剤になったことでしょう。我々も楽しい時間を過ごすことができました。全く知らない人たちと楽しく同じ時間を共有できるなんて、つくづく良い趣味を持ったと思います。