いよいよサッカーＷ杯が始まってしまいました。2002年なんて当分先のことだなぁ、なんて思っていたのに、いつの間にかその時が来てしまう不思議。いや、不思議でもなんでもないんだけど、最近どんどん未来が現実になってしまうことに妙に感慨を覚えるようになりました。

　で、Ｗ杯。いきなり前回優勝国にして、今回も優勝候補に挙げられているフランスが初出場のセネガルに負けてしまいました。ジダンがいなかったから、と言ってしまうのは簡単ですが、強い方が必ずしも勝つわけではないあたりがサッカーに限らずスポーツの面白いところです。

　まあフランスは前回こそ開催国の利を生かして優勝しましたが、歴史的には決してＷ杯に強い国ではありませんから、こういう番狂わせもそれほどビックリすることでもありません。昔から良いサッカーをして負けるのがフランスです。

　ところで気になったのが韓国まで出かけていろいろ喋っていたキムタク。いつからサッカー好きになったのか知りませんが、ＮＨＫとは馴染みが薄いせいか、はたまた“サッカー好き”が付け焼き刃のせいか、微妙に空回りしている雰囲気がありました。

　キムタクがフランスを贔屓するのは良いけど、わかったような口を利いた挙げ句にフランスが負けてしまったので、堀尾アナもどうフォローしようか戸惑いが感じられました。あのあたりが「なんでもできちゃうキムタク」というキャラクターの限界ですね。

　今後もＮＨＫはキムタクを起用していくのでしょうが、所詮はミーハーファン代表に過ぎないのだから、あんまり専門家のようにご意見を拝聴したりしない方がいいんじゃないかなぁ。