週末、テニスサークルの合宿で和歌山まで行ってきました。天気も良く、穏やかで風もない絶好のテニス日和。気持ちよくテニスができました。驚いたのは、和歌山まで名古屋から3時間弱で着いたことです。大阪の向こうという意識がありますから、和歌山は結構遠いぞ、と思って覚悟して出かけたのに、実際には名古屋から隣県の静岡東部に行くのとあまり変わりがありませんでした。

　テニス以外の観光では和歌山城に行きました。紀伊徳川家の居城ですから、石垣も庭園も立派なものです。天守閣は名古屋城同様、戦災で焼失してしまっためにコンクリート作りですが、それでも遠くから見る和歌山城は十分に趣が感じられました。惜しむらくは、城内の展示品が寄せ集め感が強く、もう少し系統立てて欲しいとは思いましたが。

　もうひとつ、和歌山で楽しみにしていたのが名物和歌山ラーメンだったのですが、こちらはちょっと期待外れでした。「名物に美味いものなし」とは言いますが、ご当地ラーメンとして売り出しているだけに、それなりの味は期待していたのですが、なぜこんなラーメンが名物なのか、とメンバーみんなが思ってしまいました。

　もちろん店によって味は差があるでしょうし、たまたま店主の調子が悪かったのかも知れませんが、一応名店のひとつとして挙げられている店ですし、実際行列こそありませんでしたが、常に店内はいっぱいでかなり繁盛していました。それであれでは、ブームに乗せられているだけかも、という気がしないでもありません。

　もっとも僕は元々ラーメンなんてそんな大げさな食べ物ではないと思っていますから、さほど美味しくなくても落ち込んだり怒ったりもしませんけれどね。

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