幹事クリタのコーカイ日誌2002

 
 4月13日 ● デジタルとアナログの混在。

 サークル合宿の記録媒体は、1986年にサークル開設した当時はもちろんカメラでした。数年後からビデオも一緒に持っていくようになり、さらに1997年からデジタルビデオカメラに変わりました。とは言え、デジタル化しても使い方は全く変わっておらず、単に撮って夜に見て楽しむだけ。小型化して楽になったかな、という程度です。

 サイトに写真をアップする時は、プリントしたカメラをスキャナで読み込んでフォトショップで少し加工する、という手順をずっと踏んできました。かなり面倒ですが、会社に一切の機材が揃っているわけですから、お金はかかりません。

 今回の合宿からいよいよデジタルカメラの登場となります。僕の手間がかなり減るのは、すでに何回もデジカメで撮った写真をサイトに掲載していますから証明済み。ただ未だに使い方に不安があって、先日もセルフタイマーに失敗したりしたので、念のためコンパクトカメラも持っていくことにしました。一眼レフはさすがに重いのでやめますが。

 カメラ2台にビデオ1台を持参するとなると、いくら小型軽量とは言え、周辺機器を含めれば随分とかさばります。その上バッテリーのチャージだけでも大変です。撮影はさすがに一人ではできないと思うので、メンバーに頼むつもりですが、過渡期とは言え、昔のようにカメラ一台で済ませていた時代が懐かしくなります。

 こうした従来のアナログメディアと新しいデジタルメディアが混在していると、両方に対応するのは大変です。我が家の音楽環境も似たようなことになっていて、クルマで聞くのはカセット、家で聞くときはCD、古いレコードも持っているし、MDプレーヤーもあります。思い切って古いメディアを切り捨てて、新しいデジタルメディアだけにすればスッキリはすることでしょうが、あっさり過去の遺産を捨てきれるものでもありません。

 それに新しいメディアは、本当に今後の主流になるかどうかも怪しいですしね。DVDだって、レーザーディスクみたいになってしまったら哀しいものがあります。パソコンの記憶媒体だって、MOからCD-Rへの変化の速さにはビックリします。デジカメだって、この先どう変わっていくことやら。そもそも、デジタルデータって、読み取る機器がないとどうしようもないところが不安です。

 大切な思い出はどういうカタチで残しておくことが一番良いのか?本当はデジタルデータに統一しておきたいのだけれど、そんなこんな不安があって、ついつい昔ながらの紙媒体にも頼ってしまいますね。

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