先週末の旅行の目的は2つあって、ひとつは昨日書いた国宝・姫路城を見ること。そしてもうひとつが宝塚にある「手塚治虫記念館」を訪れることでした。

　日本のマンガがここまで文化として発展したのは、手塚治虫があったからだ、とよく言われます。いまBS2でも手塚治虫を大々的に取り上げていて、鉄腕アトムのアニメ人気投票やら「BSマンガ夜話」で手塚特集を組むやら、時ならぬ手塚ブームを起こそうとしているかのようです。

　NHKの思惑はわかりませんが、マンガ好きなら手塚は避けては通れぬ偉人だけに、時々こうして思い出させてくれることは、とても大事な気がします。わざわざ宝塚に立ち寄って手塚治虫記念館を見に行ったのも、マンガ好きの「原点帰り」といったところでしょうか。

　この記念館は、手塚の業績を一望できる貴重な資料館です。宝塚市立だけに、商業主義に走っておらず、かと言って堅苦しくもなく良い感じに手塚の全貌がまとめてありました。手塚の作品の幅広さと奥深さを感じらて、真の「天才」というのは量と質が伴って初めてそう呼ばれるべきなんだなぁ、と改めて痛感しました。

　とりあえず帰りにお土産コーナーで「ひょうたんつぎ」の携帯ストラップを購入しました。付けてみたら、あまり僕の携帯電話には似合わない気がしましたが、とりあえず記念ですからまあいいでしょう。

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