2月に続き、2ヶ月連続でロングドライブをしてきました。前回は南紀白浜でしたが、今回は姫路。ルートは、土曜日に東名阪自動車道-名阪国道で伊賀上野まで行き、そこで一泊。翌日名阪国道-西名阪自動車道-阪神高速-中国道で宝塚へ。ここで念願の「手塚治虫記念館」を見て、さらに西へ。山陽道姫路西インターで降りて、本当は「西の比叡山」と称される書写山に寄るつもりだったのですが、時間切れで断念。夢前町で一泊。翌日姫路城を見た後、山陽道-名神-東名を使って一気に名古屋まで戻ってきました。

　手塚記念館の話はまた別にするとして、今回は姫路城。日本の城で国宝は4つあります。犬山城、松本城、彦根城、そして姫路城。先の3つはすでに登ったことがありますが、姫路城だけは眺めただけで、中に入ったことがありませんでした。世界遺産にも登録されている日本一の名城を未見というのは、「城好き」の僕としては極めて残念なことだったので、新車でドライブに行く候補地として真っ先にリストアップしていたのです。

　姫路城の素晴らしさは十分予想通りだったのですが、予想外だったのは、この時期に桜が満開だったことです。日本全国、城跡には桜あり。姫路城も三の丸を中心に花見の名所になっていて、月曜日だというのにとんでもない人出でした。本当はゆっくりのんびり名城を堪能したかったのですが、天守閣最上階などラッシュ時の駅のホームのようで、狭い天守に年寄りと外国人がギュウギュウと押し込められていました。

　とは言え、抜けるような青空を背景に桜を従えた姫路城というのも、また格別美しいものだっただけに、決してイヤだったわけではありません。もう少し年を取ったら、桜の時期に日本全国の城巡りというのも楽しいかも、と思いました。

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