幹事クリタのコーカイ日誌2002

 
 3月15日 ● 「ドラゴンボール」実写映画化。

 鳥山明の人気マンガ&アニメ『ドラゴンボール』をハリウッドで実写映画化するそうです。海外21ヶ国で翻訳出版され36ヶ国で放送されているグローバルな人気作品だけに、「ハリーポッター」や「指輪物語」同様にファンタジー作品(?)として実写映画化されても不思議はありません。

 実写映画権を獲得した20世紀フォックスによると、公開は2004年、制作費1億ドル、『スターウォーズ』のようなシリーズ化も考えているそうです。随分と景気の良い話ですが、ヒットしなければ当然1本で終わってしまうことでしょう。

 監督はスティーブン・スピルバーグやジョージ・ルーカスの名前が挙がっているということですが、当たり前過ぎて少しつまらないかも。僕としてはリュック・ベッソン(『レオン』)とかジェームズ・キャメロン(『タイタニック』)、テリー・ギリアム(『12モンキーズ』)、ヤン・デ・ポン(『スピード』)、リドリー・スコット(『グラディエーター』)、ジョン・ウー(『フェイス/オフ』)あたりが面白そうだと思います。

 特にジョン・ウー。東洋系の監督の方が『ドラゴンボール』の世界を勘違いしないで表現してくれそうで安心です。スピルバーグやルーカスでも黒澤映画を信奉しているので、それほど滅茶苦茶にはならないと思いますが、やはり欧米受けを狙うとちょっと妙なオリエンタル趣味の世界にはまりそうで心配です。

 もしくは、どうせ思いっ切り勘違いならローランド・エメリッヒはどうでしょう?『スターゲイト』『インディペンデンスデー』『ゴジラ』と大金かけて話題作を作るのですが、なんか評論家から叩かれるような変な映画になってしまうこの人のセンスが、どうしても僕は気になるのです。

 もっとも、気になるのは監督よりも本当はキャスティングですけどね。ゴクウ(ケイン・コスギではないだろうな)やピッコロ、クリリン、ベジータあたりはともかく、期待は亀仙人。ぜひ日本のベテラン俳優を起用して欲しいところです。とは言え高倉健ではあの軽妙さは難しいし、千葉真一では濃すぎるし、大滝秀治ではアクションが心配だし、真田広之は若すぎるし。と言うことで、思い切って高田純次か明石家さんまではいかがでしょう?単にスケベそうというだけですけどね。あ、でもさんまが出るなら、たけしが監督か?制作費は10分の1で済みそうだしね。

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