幹事クリタのコーカイ日誌2002

 
 2月27日 ● さよならだけが人生だ。

 僕のテニスサークルも今年ですでに17年目を迎えています。学生のサークルのように定期的に卒業と入学を繰り返しながら世代交代が進んでいくわけではなく、社会人ですからみんな一緒に年を取っていくわけですが、それでも少しずつメンバーは入れ替わっていきます。それは、ちょうど高速道路を走っていると、少しずつクルマがインターチェンジで入れ替わっていく様子に似ています。もしくは普通列車に長距離ずっと乗っていて、乗客の乗り降りを見ているという感覚でしょうか。

 17年前の創設時のメンバーは、僕以外とっくにいなくなっていて、次に古いメンバーが丸11年。後はこの数年の間に入ってきたメンバーばかりですが、それも大体2〜3年在籍していると、いろいろな理由で辞めていきます。

 特に春は世代交代期です。結婚や異動で参加できなくなる人、春から何か新しいことを始めたために、テニスに来る時間がなくなったという人もいます。逆に、新年度を期に名古屋へ異動や引越をしてきたり、春だから新しくテニスでも始めようか、と思う人が参加を申し込んできたりもします。

 最近はメンバーがかなり固定化していたのですが、この春は僕の耳に入ってきているだけでも、何人かのメンバーが入れ替わりそうです。馴染みのメンバーが去っていくのはとても寂しいですが、半面、どんな新人がやってきて新しい出会いがあるのかを心待ちにする気持ちもあります。「さよならだけが人生だ」という言葉が相応しい、別れと出会いの季節になりそうです。

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