幹事クリタのコーカイ日誌2002

 
 2月25日 ● メル友との出会い。

 毎日毎日たくさんのメールが来ます。もちろん、こちらからも同じようにたくさん送っています。でも、大半は仕事かサークルの業務連絡メールで、無駄話に花を咲かせるようなメールはほとんどありません。

 パソコン通信時代から数えれば、すでに12年以上もメールをやり取りしていることになりますが、年々業務連絡メールばかりが増えていき、コミュニケーションを目的としたメールは逆に減ってきているような気さえします。いや、多分減ってはいないのですが、業務連絡が増えた分だけ比率が大きく下がったことにより、印象として「少なくなった」と感じるのでしょう。

 業務連絡メールの対応に日々忙殺されていると、とりたてて用件のないメールをゆっくり書いている余裕がなくなるのか、いわゆる「メル友」はほとんどいません。サイトを持っている以上、知らない人からも時々メールは貰います。よっぽど変なメールでない限りは、返事はすぐに書いています。そうしてしばらくはメールのやり取りをすることもあるのですが、いつも往復数通で自然と途絶えてしまいます。

 知り合いならばメールの交換は続けられるのですから、それ以上交流を深めるには、どうも僕の場合は会わないとダメなようです。相手の顔も素性も知らないままに、ずっと何十通もメールを交換できるメンタリティがないのです。と言って、じゃあ会いましょうかと、わざわざセッティングするほど暇でもないし、特に相手が女性の場合は、妙に勘ぐられてもイヤなので、結局テニス関係以外は一人も会ったことがありません。

 Mっちゃん的発想ならば、とっても勿体ないことをしているのかも知れませんが、実際これ以上日々を忙しくしたくないという思いが強いのと、どうしても会いたいと思えるようなメールもなかったのですから仕方ありません。残念ながらマンガに出てくるような素敵な「メル友」との出会いは当分なさそうです。

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