幹事クリタのコーカイ日誌2002

 
 2月14日 ● 0.03秒差の銀メダル。

 2大会連続の金メダルを狙ったスケート男子500mの清水宏保ですが、惜しくも0.03秒差で銀メダルに終わってしまいました。本当に残念ですが、それでも立派な銀メダルだと思います。

 今回は優勝したフィッツランドルフの1本目がフライング気味であったために、一部では物議も醸したようですが、2本目のタイムを考えると、清水が本来の滑りさえしていれば金メダルを獲得できただけに、審判のジャッジよりも自分自身に納得できずに清水は悔しい思いをしたことでしょう。

 競技が終わって初めて清水は腰痛の具合がかなり悪かったことを語りました。痛み止めを打ちながらのレースでは、本来の半分のパフォーマンスしか発揮できていないと。そして、それでも銀メダルを獲得できたことは「経験という意味で価値がある」と言い切りました。すでに27才になり金・銀のメダルを獲得した清水ですが、それでも彼はなお先を見ています。この経験を次に生かそうと考えているのです。

 4年後、31才になった清水が再び金メダルを獲得できるのかどうか。すでに次の五輪に向けて清水の戦いは始まっているのです。あの小さなカラダで大男たちに挑み続ける清水。日本人も捨てたもんじゃないよな、と誇らしい気持ちになりました。

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