幹事クリタのコーカイ日誌2002

 
 1月8日 ● バイアグラ試用記。

 「バイアグラ」がその名を知られてから随分経ちますが、実際に試したという人はあまり聞いたことがありませんでした。もちろん、いるところにはいるのでしょうが、大っぴらに語りにくくて身を潜めているのか、もしくはどこかに片寄って存在しているのか、いずれにしてもこれまで生な体験談は僕の耳には届いてきませんでした。

 ところが、やはりというべきか、さすがというべきか、Mっちゃんが年末にバイアグラを試用してみたというのです。怪しい個人輸入代行業を営んでいる友人からちょっと前に仕入れて持っていたそうで、このまま試しもせずに年は越せない、なんていうよくわからない理由で、いきなり100mgの「ガイジン用」(Mっちゃん談)を服用して、とある女性とホテルに行ったそうです。

 最初は「バイアグラー」に変身していることを黙って励んでいたということですが、「あり得ないくらい凄い状態」(Mっちゃん談)になってしまっため、途中でその女性から「何か変なクスリ飲んでいるでしょ」と言われてばれてしまったのだとか。ばれても何でもいいや、という妙にハイな状態で、ガンガンいったそうですが、問題はその後。

 夜になっても(Mっちゃんのデートは大抵昼間です)ちっとも元気は収まらず、また目が冴えて眠くもならないのだそうです。明け方まで起きていて、2〜3時間寝ただけでまた目が覚めてしまったとか。しかも、翌朝になっても昼になっても、相変わらず元気は横溢していて「テレビを見ている暇つぶしに触っていても」(Mっちゃん談、それにしても中学生じゃないんだから、暇つぶしに触るなよな、40才過ぎのオヤジが)、すぐにギンギンになるそうです。

 なにが問題かと言えば、もちろん副作用もありますが(頭痛しないMっちゃんが「頭痛寸前」にまでなったそうです)、それよりも当然そんな状態では奥さんにばれてしまいそうになるからです。なぜいきなりそんな元気になったのか、奥さんにばれたら芋蔓式に数々の悪事が露見する可能性がありますから、Mっちゃんとしては、ひたすらバイアグラの効き目が切れるのを待つしかありません。

 結局服用24時間後にようやく収まり、普通の40男に戻ったらしいのですが、「健康な男は飲むべきではない」(Mっちゃん談、当たり前だっつぅの)という結論を、昼食時に滔々と語って教えてくれました。ほんと、Mっちゃんといると飽きません。今年も楽しい1年になりそうです。

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