幹事クリタのコーカイ日誌2001

 
 12月16日 ● 片八百長。

 土曜日は我々のサークルが主催する大会でした。今回で4回目ということで、すっかり運営の方も手慣れてきたのは良いのですが、当日になってのドタキャンが2人も出てしまい、急遽大会運営の総責任者である僕が人数合わせで参加することになってしまいました。なにせ、残っているスタッフの中で一番やることがないのが僕だったので仕方ありません。

 この大会は、初級者を対象としていて、あまり対外試合の経験のない人に楽しみながら試合をしてもらうという趣旨ですから、僕が入るとさすがに楽勝してしまいます。主催者ということもあって、なるべくボールをつないで決めにいかないで楽しんでもらうようにしていたのですが、ペアもいますし、わざと負けることもできません。

 全部で6試合やりましたが、さすがに全部楽勝ではまずいかと思って、最後の試合はなるべく自分が手を出さずにペアの女性にやってもらっていたのですが、彼女も全勝がかかっているということだったので、結局競り合いながらも勝ってしまいました。結果としては僕は唯一の全勝で優勝ということになり、スタッフからブーイングを受けてしまいました。当然です。僕がスタッフだったら、一番ひどいブーイングを浴びせるところです。

 ただやってみて思ったのは、片八百長の難しさです。わざとミスをすると言うのは、パートナーの手前もあるし、スポーツマンとしてはさすがにできないので、敢えて決められるボールを決めずにつなぐことと、なるべくパートナーに任せるくらいしか手はありません。ところが、初級者相手だと無理しないでつないでいるだけで、相手が勝手にミスをしてポイントが取れてしまうのです。しかもパートナーの実力も相手より優っていると、これはもう負けようがありません。

 ま、優勝の賞品は自分が選んで買ってきたものですから、これは使わずにまた別の機会に賞品として出そうと考えています。そういう意味では、他サークルの人ならともかく、自分のサークルの他のメンバーの手に渡るよりも自分で回収できて良かったかも知れません。

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