この夏、6年振りにパソコンを購入した時には、いろいろ最新周辺機器を冬のボーナスで買おうと思っていたのですが、それからプーケットに旅行したり新車を買ったりしたために、すっかりビンボーになってしまいました。年賀状印刷のために買うはずだったプリンタの購入すら今は迷っています。

　ご存知のように今や写真画質のカラープリンタは、1万円台で売っています。買おうと思えばさすがに買えないことはない価格なのですが、ただサイズがどれもこれも大きくて、普段は滅多にプリンタを使わない僕としては邪魔な大きさにしか思えません。そもそも年賀状の宛名書きにしか使わないのですから、カラーである必要すら実はないのです。

　この10年使っているのは初代のキャノンBJ-10Vです。かつては大ヒットしたものの、今ではもはや古くからのパソコンマニアしか知らないような骨董的プリンタですが、使わない時は全く邪魔にならないコンパクトさが魅力。印刷速度は10年前のものですから遅いとは言え、年賀状200枚の宛名だって2時間もあれば終わります。なにより、まだインクカートリッジが3本も予備があるのです。これを使い切るまではもったいなくて捨てられません。我ながらなんて貧乏性かと思いますが。

　と言うことで、結局プリンタコネクタの変換器（98仕様なのでそのままでは接続できないのです）を2000円で買って、新しいパソコンに接続することにしました。6年モノのパソコンと8年モノのクルマは今年ようやく買い替えましたが、10年モノのプリンタは現役続行です。

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