ＮＨＫの紅白歌合戦の出場歌手が発表されました。毎年いろいろと物議を醸す紅白ですが、今年はこれまでの「選び方が妙」というよりも、「二流しか出ない」というＢ級感でいっぱいなあたりが「なんだかなぁ」という感じです。

　ひとつには毎年のことながらヒット曲を連発している今の人気歌手が出てくれないあたりが問題です。ポルノグラフィティもL'Arc-en-cielも出ないし、桑田佳祐も中島みゆきも出ない。特にＳＭＡＰに辞退されたのは、「紅白も大したことないなぁ」という感じがよりハッキリとしてしまいました。

　で、そういうった人気歌手の穴埋め的に、話題性だけで選ばれた連中が、いかにも二流感が漂っているから情けないわけです。なんで今頃になって森昌子やドリフが出てこなければならないのか？『思い出のメロディ』じゃないんだから、全く歌手としての活動をしていないような奴が出るのは、いくらなんでも変でしょう。

　それと、えなりかずきも妙。確かに先日デビューは果たしましたが、売れているという話は聞いたことがありません。これもまた年寄り向けに話題性のあるキャスティングというところでしょう。

　つまるところ、歌で勝負せずに、話題性だけで勝負をしているあたりが、紅白も情けないと感じられてしまう所以でしょう。こんなメンバーで果たして視聴率がどれだけいくのか、今から楽しみです。

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