我が家の息子のランドセルは深いグリーン、娘のランドセルはオレンジです。ともに本人の希望だったのですが、どちらも珍しい色で、特に娘のランドセルは、本当は水色が欲しいと言われたのですが見つからず、第二希望のオレンジでさえいろいろ探し回った末に、結局高いブランド品を買いました。
ランドセルは相変わらず男子は黒、女子は赤が圧倒的多数です。しかし、本当はどんな色でも本人が気に入れば問題ないはず。目立つ色のランドセルを持たせていじめられたら、なんて心配をしている親もいるようですが、我が家の子どもたちがそれでいじめられたことはありません。むしろ羨ましがられていて本人達も自慢だったようです。
最近になってようやくランドセルも多色化が進んできたのか、先日ジャスコのチラシを見ていたら、ジャスコオリジナルの24色のランドセルが掲載されていました。まるで色鉛筆のように並んだカラフルなランドセルはクラリーノなので軽く安く、うちの娘に買ったランドセルの5分の1以下の値段でした。
あと2年早くジャスコがこのランドセルを出してくれていたら、娘も水色のランドセルを背負ってハッピー、親の我々も出費を抑えられてハッピーだったのに、本当に残念です。もちろんランドセルがカラフルになる方がずっと彩りも華やかで楽しいと思うので、ジャスコのヒットだとは思いますが。
ただ正直言って、1年生にあのランドセルは大きすぎます。そもそも6年間同じバッグで通わせようと考える方が非合理的な話で、1年生は持っていくものも少ないのですから、もっと小さくて軽いバッグを背負わせるべきです。ランドセル自体が20世紀の遺物ですから、色よりも存在そのものをそろそろ見直した方がいいんじゃないかと思います。
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