幹事クリタのコーカイ日誌2001

 
 11月5日 ● マスターズリーグ。

 プロ野球のマスターズリーグが今月1日から始まっています。今までもOB戦のようなカタチでかつての名選手が試合を見せてくれることはありましたが、それをきちんと組織化してリーグ戦にしたというところが新しいところです。来年1月までの3ヶ月間、東京、札幌、名古屋、大阪、福岡の5球団が各ドーム球場を中心に、九州・四国・沖縄などでも試合を開催。オフシーズンの目玉となりそうです。

 各チームには錚々たる名選手も名を連ねています。江夏豊、田淵幸一、張本勲、村田兆治、高木守道、尾崎行雄、柴田勲など。ただ残念ながら監督・コーチの方に大選手が多い(稲尾和久、杉下茂、中西太、吉田義男、山内一弘など)のがちょっと惜しいところです。王貞治、野村克也、森昌彦、若松勉、山本浩二、山田久志、原辰徳、石毛宏典ら本業の監督・コーチを務めている人たちは仕方ないとしても、落合博満、江川卓、掛布雅之などの人気者が参加しないのは、いかにも「金にならない」からと考えていそうでイヤな感じです。ちなみに名簿にはありませんが、金田正一と長嶋茂雄はオープンニングセレモニーの始球式で対決しているので、今後も飛び入り参加の可能性があるようです。

 ところで、マスターズリーグの発足は少年野球教室から始まったということで、日本プロ野球機構とは別の組織が運営しています。そこで、参加選手名簿を見るとユニークな選手を見つけることができます。ゴルフのジャンボ尾崎や、タレントの板東英二、阪神のR.バースもアメリカから参加するそうです。そして、なんと言っても「黒い霧」事件で永久追放になった池永正明。ずっと八百長疑惑を「無罪」だと主張してきた池永を、稲尾が口説いて参加させたということで、今回の大ヒットでしょう。

 下は30才の高嶋徹から上は66才梶本隆夫まで、かなり年齢にギャップはありますが、その世代を超えた対決もまた楽しみです。それに51才の村田が138kmを投げて話題になるように、若ければ良いというものではなく、その年齢でそれだけのプレーができるのか、と言うのもまた見どころです。テレビ中継がないようなのが残念ですけが、入場料はリーズナブルなので、実際に見に行くのも良いかも。

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