たまに2人の子どもたちと一緒にテニスをします。ちゃんとコートを確保して子どもとテニスを始めたのは1年くらい前なのですが、毎週やるほど時間を取れないので、せいぜいやっても月に1〜2回程度。最初は3人でやっていたのですが、やはりそれだとすぐに飽きてしまうので、最近はサークルのメンバーで付き合いの良さそうな連中も誘って遊んでいます。

　昨日の日曜日もコートを2面4時間確保して大人7人子ども2人でテニスをしました。小6の息子はまだしも、小2の娘はいつも途中でテニスに疲れて飽きてしまうので、コートも余るくらいだと思ったのですが、昨日は2人ともずっとコートに立ちっぱなしでした。

　と言うのも、以前はただ僕が球出しをして、それを子どもたちが打ち返すだけだったのですが、最近はちょっと上手になってきたのでゲーム形式で遊んでいるのが楽しくて仕方ないらしいのです。もちろん娘はまだゲームができるほど打てるわけではないのですが、返るかどうかはともかく、一応ラケットにボールを当てることは随分上手になってきました。

　息子はさすがに12才ともなると力もありますから、ストロークも飛びますし、サービスもかなり入るようになりました。ボレーは特に大好きで、結構難しいローボレーも当てて返していますし、アングルボレーも打っています。2人ともどこかで練習をしていたのかと思うほど、やるたびに上達していくので、こちらが驚いてしまいます。

　もちろん、それは才能があるからというわけではなく、子どもが成長して運動神経や筋力が向上しているからに過ぎません。大人ならかなり練習しなくてはなかなか上達しないのに、子どもは努力をしなくても、自然とベースアップしているのですから羨ましいことです。この時期にどんなスポーツであれ、もしくは音楽やダンスや芸事であれ、きちんと技術を教えれば確かにどんどん身に付けていくだろうと思います。

　もっとも、問題はやる気になるかどうかですけどね。喜んでやるのと嫌々やるのとでは成長度合いが全く違うのは誰しも思い当たるところでしょう。そもそも息子がボレー好きなのは、ゲームの「マリオテニス」でボレーを決めまくっているからです。ゲームからテニスに入るのもあり、ということなんですね。

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