この日曜日からテレビ東京系でアニメ『サイボーグ009』がスタートしました。これで3回目のアニメ化ということですが、なにせ時間帯が夜6時半〜7時。『サザエさん』の裏ですから、テレビ東京もなかなか思い切った編成です。
石ノ森章太郎の名作中の名作として知らぬ者のない(今やなかった、と過去形にすべきかも)作品ですが、石ノ森が急逝してしまったために未完となっていることもまた有名です。今回のアニメ化では、原作者の意向を反映したカタチのラストシーンも用意しているとのことで、30代以上のマンガファンにとってはどんな結末になるのか興味津々というところです。
第1回は、かなり原作に忠実に始まりました。アニメーション自体はキレイに作られていますが、ストーリー、設定、描かれているメカなどのデザインは昔のまま。原作を知らない若い世代にはもしかしたら奇妙に見えるところも多いかも知れませんが、あくまでも古典として原作を尊重しきちんと描かれているのには感動しました。
ただ音楽が小室哲哉というところが評価の分かれるところかも知れません。いかにもコムロって感じなので、原作の持つ“昭和40年代”な雰囲気に微妙に合っていない気がします。もっとも音楽まで古臭くしてしまうのなら、かつてのアニメの再放送で十分かも知れないし、ちょっと判断が難しいところです。
とりあえず僕はかつて石ノ森先生に「クリタさんへ」という名前入りで島村ジョーを描いて貰ったこともある009ファンですし、カミさんは子どもの頃から筋金入りのハインリッヒ(004)好きなので、このアニメはビデオに録ってでも毎回見ようと思っています。そんな中年ファンが多そうな気がした第1回でした。
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