幹事クリタのコーカイ日誌2001

 
 10月11日 ● 『さよなら、小津先生』。

 ちょっと書くのが遅れましたが、火曜日夜から始まったフジ系『さよなら、小津先生』の第1回を見ました。今クールは教師モノが3本も並んでいますが、その中では圧倒的に期待が大きいドラマです。

 制作の共同テレビ石原プロデューサーは主演の田村正和と組んであの『古畑任三郎』を作った人ですし、脚本の君塚良一は『踊る大捜査線』の脚本家です。共演者もユースケ・サンタマリア、瀬戸朝香、西田尚美、京野ことみ、小日向文世、谷啓とバランスが取れていて安心できるキャストです。

 基本はコメディタッチですが、しかしかなり内容はハードです。エリート銀行マンだったのに、ひとり罪を被せられてクビになった田村正和。同時に家族にも捨てられてしまい、ホテルで一人嗚咽するシーンなど、なかなか「男のドラマ」でした。

 自らをクビに追い込んだ男に世話されて教師に再就職した田村。ここまででもかなり屈辱的な上に、仕方なくやってきた学園でも、やはり歓迎されておらず生徒は乱れ放題。この先かなりハードな展開になりそうです。

 とは言え、ユースケや西田尚美が出てくるとコメディ色がぐっと強くなります。瀬戸朝香も単なるマドンナ役ではなく、キャラが立っていますから、このあたりの緩急のつけ具合はいかにも君塚良一。しかも、同じ様な内容で織田裕二が演じても違和感はないと思いますが、それではあまりにも先が読めすぎてしまうので、やはりここは田村正和の方がストーリーにふくらみが出てきて良いのでしょう。

 第1回を見た限りでは、面白くなりそうな予感がしました。尻すぼみにならないことを願っています。

とりあえず、読むたびに(1日1回)


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