幹事クリタのコーカイ日誌2001

 
 9月16日 ● テニス好き、サークル好き。

 ここ数年どんどん実力を上げてきている我々のテニスサークル。かつては仲間内でワイワイとテニスを楽しんでいただけなのに、対外試合を数多くこなすようになってからは、練習も熱心なら試合にも積極的に参加するようになってきて、それなりに成績も急上昇。多分サークルの外から見たら「順風満帆」というイメージだと思います。

 ただ16年前の創設時からサークルを運営してきた僕としては、実力派サークルに転じるにしたがって失われてきてしまったものも、はっきりわかるだけにちょっと最近は寂しい思いもしています。

 昔の我々のサークルは実力よりも「仲が良い」ことが一番の自慢でした。「一枚岩」という表現がぴったりで、オフコートでもよく遊んだものでした。ところがテニスの実力が上がるに連れて、メンバーも少しずつ入れ替わっていき、いつの間にかサークル内には「とにかくテニス大好き」というメンバーばかりになってきました。

 もちろん、それはそれで僕も望んだことですし、素晴らしいことなのですが、反面「サークル大好き」というメンバーの比率が格段に下がってきてしまったのです。典型的な例が合宿の参加率で、「親睦旅行」的な側面を持つ我々の合宿は、かつては練習に来なくても合宿だけ参加、というメンバーも多かったほど人気でした。ところが今では練習は行くけど合宿はパス、というメンバーの方が増えてしまったのです。昔はメンバーの合宿参加率は7割近かったのですが、最近では3割程度のメンバーしか合宿に参加しません。全く逆転してしまったのです。

 もちろん嘆いてばかりいても仕方ありません。良いこともあれば悪いこともあるのが世の中です。まあサークルの総人数が増えているので、合宿の参加人数自体はさほど変化していませんしね。ただ、なかなか思うようにはいかないな、という話でした。

 

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