例年のことですが、今年もコピー講座の講師をしてきました。毎年毎年、よく受講生が集まるなぁ、と素直に感心してしまうのですが、なぜか今年も約70名の講座生がいて、僕のようないい加減なコピーライターの話を熱心に聴いてくれるのですから、ありがたいことです。

　今年の講座生は去年に比べて随分大人っぽい雰囲気でした。去年がまた特別に学生が多かったということもあるのでしょうが、今年は落ち着いていて、課題の添削もそこそこのレベルのものが多く楽でした。

　講座の後には有志のメンバーで飲みに行くことになっています。今年も15人くらいついてきて、近くの居酒屋で飲みながら話をしました。ただ、毎年その傾向が強くなっているように思うのですが、この時に熱心に話をしようとするのは女性ばかりで、男性は引っ込み思案なのか、ほとんど話かけてきません。せっかく安くない受講料を払ってきているのですから、こういう機会にもっと積極的に講師と話をしたらいいのにな、とこちらからしても歯痒い思いがします。

　昨晩も最初15人くらいいた受講生が男性から少しずつ帰っていき、残ったのは僕と女性が5人。女性は最初から5人でしたから、帰ったのは男性ばかりでした。女性陣は「男どもしょぼーい」と非難していましたが、まあ終電がなくなる時間まで全員残った女性陣の方が凄すぎるという気もしました。

　結局1時過ぎに2人帰り、最終的に残ったメンバーは3時近かったのですが、講座よりもはるかに長い時間、密に話すことができたのですから、彼女たちにとっては何かしら得るものがあれば良いけどな、と思っています。

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