幹事クリタのコーカイ日誌2001

 
 8月10日 ● 甲子園の価値。

 夏の甲子園、愛知代表弥富高校が、1回戦で敗退してしまいました。もともと愛知県予選でもノーシードから勝ち上がっての甲子園出場だっただけに、予想できない結果ではなかったのですが、やはりかつての「球国愛知」代表としては少々残念です。

 もっとも愛知県が強豪県だったのは戦前の話で、戦後は昭和41年の中京商の春夏連覇以来夏の甲子園では優勝がありません。近年は中京、東邦、享栄などかつての強豪校と、他の高校の差が縮まってきたため、余計に代表校のレベルが下がってきている感じがします。

 もっとも甲子園で強いことに、どれほどの意味があるのか、という疑問もあります。かつて集団就職で都会に出てきた青年たちが、地元の高校が甲子園で活躍するのを応援して元気を出す、という図式がありましたが、今では甲子園にそこまでの思い込みを維持することが難しくなりつつあります。甲子園と言えども、単なる高校生の野球大会以上ではなくなってきているのでしょう。

 そもそも若者の野球離れが叫ばれているのですから、何故に甲子園ばかりがもてはやされるのか、という気持ちかも知れません。

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