夏休みの間に子どもを野球観戦に連れていこうと思い、昨晩の中日vs阪神戦を見に行ってきました。試合は4-1で中日が完勝、ドラファンの息子も満足という内容だったのは良かったのですが、終わったのが9時過ぎ、食事をして家に帰ってきたら11時近くになってしまいました。

　昨晩は前半が投手戦で、しかも外国人投手同士の投げ合いだったので、かなりテンポ良く進んだのですが、それでも3時間を超えてしまいます。少し試合がもつれれば4時間前後の試合がざらにあるというのは、子連れのファンにとっては辛いところです。

　Ｊリーグなら7時に試合開始しても9時に終わりますから、最初から最後までゆっくり見ることができます。プロ野球は6時試合開始ですから、会社帰りのサラリーマンやＯＬは試合開始に間に合いませんし、挙げ句に試合終了が10時を超えるようなことがあると、家が遠い場合は終電の時間も気になります。今の時代にマッチしない試合時間の長さも、プロ野球衰退の一因だと思われます。

　試合時間の短縮にはいろいろ方策があると思いますが、小手先の改革では多分それほど効果はないと思います。複雑化している試合展開を簡略にしろと言っても簡単に元には戻れないからです。そこで、思い切ってソフトボールのように7イニング制にしてみてはどうでしょうか？単純に2イニング分短くなるだけではなく、試合が短いので投手が思いきって投げることができ、内容が締まるはずです。

　先発は5回まで投げればＯＫ、残り2イニングを中継ぎと抑えのエースが投げるのですから、簡単には点は入りません。より試合時間も短縮できるというわけです。もちろん、投手にかかる負担が少なくなるので、投手寿命も長くなるはずです。

　まあ今までの記録と整合性がなくなるとか、いろいろ問題点は生じると思いますが、それはどんなルール改正の時だってあったこと。やってみたら面白いと思いますけどね。

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