幹事クリタのコーカイ日誌2001

 
 7月30日 ● テレビはオール選挙報道。

 せっかくの日曜日の夜なのに、どの局にチャンネルを合わせても選挙報道ばかり。確かに「政治」という分野ではビッグイベントかも知れませんが、本当にここまで時間を消費して報道しなければならないことなのか、かなり疑問に思います。

 そもそも、選挙報道というのはリアルタイムでこうして見守る必要があることなのでしょうか?すでに投票は終わっているのですから、結果が今さら変わる訳ではありません。本来なら月曜日の午後にきちんと結果が確定した段階で報道すれば済むことです。それを全局が大騒ぎして似たような報道合戦を繰り広げているのですから、壮大な時間とエネルギーの無駄使いです。

 もちろん、テレビ局は建前はともかく本音では視聴率が取れるコンテンツだからと思ってやっているわけでしょうが、しばらく見ていれば大方の情勢は判明しますし、画面に登場するメンバーも同じですから、すぐに飽きてきてしまいます。通常番組を放送しながら、1時間ごとに10分くらいずつ情勢を報道すれば十分じゃないかと思いますけどね。

 今回は大橋巨泉、桝添要一、田嶋陽子らタレント候補が早々に当選を決めたので、彼らのトークでまだ「もたせる」ことができましたが、彼らがいなかったら本当に辛気くさい顔をして建前ばかり話す政治家や、ジョークのひとつも言えない政治学者、評論家ばかりが画面を占拠するところでした。

 「ワイドショー内閣」の信任を問う選挙だからワイドショー的に報道するんだ、というのならわかりますが、そこまで確信犯的に割り切った局もありませんでしたしね。結局我が家では以前録画して見ていなかったバラエティ番組をビデオで見ていました。

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