幹事クリタのコーカイ日誌2001

 
 7月27日 ● 上手な人とのテニス。

 昨晩、僕の知っている特別上手なメンバーだけに声をかけてナイターテニスをしました。会社の後輩でインカレBEST8のT西を始め、みなコーチクラスのメンバーが僕以外に5人。スピード、パワー、テクニック、試合経験など、どれを取っても僕より格上(でも年は下)の連中ばかり。若くてキャリアも体力もあって上手いのですから、まるで勝ち目はありません。

 一緒にダブルスをしていても、ついていくのがやっとです。いや、正確にはついていけてないのかも知れませんが、あまり露骨に狙われないのでなんとかカタチになっているという状態。暑さと緊張で汗びっしょり、グリップが滑ってしまいそうでした。

 ただ、テニスは自分より上手な人に打ってもらうと確実にレベルアップします。僕が彼らの足を引っ張ることを省みずに声をかけてコートを確保してテニスをしているのは、なにより自分が上手になりたいから。彼らもそれなりにレベルの高いメンバーばかりというのは、なかなか揃わないだけに随分と楽しくテニスができているようで、そういう意味では有意義な練習だっと思います。

 先ほども書いたように、テニスは自分より上手な人と打たないと、なかなかレベルアップできませんが、だからと言って、いつも上級者をつかまえて無理に打ってもらって、初心者とは打たないというのはモラルに反します。時々テニスにはまって上達することに熱中するあまり、そういう人を見かけますが、これは決して誉められた態度ではありません。

 もともと自分が上達するために、最初は上手な人に打ってもらったのだから、その「恩返し」の意味で、今度は自分が初心者・初級者の相手をするべきなのです。そして彼らが上達したら、また別の初心者の相手をしてくれればいいのです。そうやって、テニス人口が増えていきテニスが発展していくのですから。

 と言うことで、上手なメンバーに打ってもらった「恩返し」を、土曜日のサークルでは中級以下のメンバーにしているつもりなのですがね。彼らは「恩返し」ではなく、単に僕の「いじめ」「鬱憤晴らし」だと思っていたらどうしましょう。


とりあえず、読むたびに(1日1回)


を押してください。 日記才人という人気ランキングに投票されます。
初めての方は、初回のみ投票者登録画面に飛びます。
結構更新の励みにしていますので、押していってくださると嬉しいです。


この日記をマイ日記才人に登録する

前日翌日最新今月