幹事クリタのコーカイ日誌2001

 
 7月14日 ● 「信長の野望 嵐世記」の感想。

 せっかく最新パソコンを購入したのに、これまでとまだ変わらぬ使い方しかしていません。せめてDVDを見てみるとか、音楽CDを編集してみるとかしてみたいのですが、テニスに明け暮れているとその暇さえ見つかりません。

 で、唯一これまでのパソコンでは無理だったことをしているのが「信長の野望」最新シリーズである「嵐世記」を遊んでいることです。今回の最大の特徴は「勢力」という概念ができて、大名以外にも国人衆だの寺社衆だの忍者衆だのがいて、彼らの協力を得ないと天下統一が難しいということです。これはかなり史実に近い考え方で、この概念の導入は歓迎すべきものだと思いますが、それ以外がいけません。

 まずこれまでだったら内政で開墾や商業開発、城の改修などをしていくと、それがグラフィックでちゃんと示されていて、国造りの楽しさがあったのに、これがまた昔のように数字だけのデータになってしまったことです。「シムシティ」的喜びがあった前作、前々作が懐かしくなります。

 また大名同士の同盟がなくなったので、外交の楽しみが少なくなりました。合従連衡は戦国の常。頭の使いどころが減ってしまった気がします。

 そしてなんと言っても信長シリーズの華である合戦が面白くない!操作性が極めて良くないので、思うとおりに采配を振るうことができず、それでも何だかごちゃごちゃやっていると勝ててしまうというのが全然楽しくありません。やはり従来のようにターン制にして、ゆっくり考えながらコマを動かしていきたいものです。

 「信長の野望」攻略サイトなどをいろいろ覗いてみましたが、似たような意見がいくつか見かけられました。中には「次回作に期待」とパワーアップキットが出る前に早くも諦めてしまったような声もあって、やはり今回は失敗作だったのかなと思います。ドラクエと並んで僕が一番楽しみにしているゲームシリーズだけに、本当に残念です。

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