幹事クリタのコーカイ日誌2001

 
 6月30日 ● スポーツ選手と芸能人。

 毎日ウィンブルドンを見ながら、テニスしてそれでお金が稼げるなんて、なんて羨ましい生活だろう、なんて思ってしまいます。こちらはテニスしたくても仕事をせねばならず、せいぜい週に1〜2回プレイするのがやっとです。これではなかなか上手になりませんし、ストレスもたまってしまいます。毎日テニスばかりしていてお金がたくさん貰えるなんて、本当にプロの選手は羨ましいな、と思ってしまいます。

 そう考えると、子どもの頃に男の子がスポーツ選手になりたい、と思うのは至極当然です。勉強の延長線上にあるような訳のわからない「会社」というところに行くよりも、大好きな体育の授業のようなことばかりして尊敬とお金を得られるスポーツ選手の方が男の子の憧れになるのも無理はありません。

 女の子はスポーツ選手ではなく、歌手や女優が憧れになります。綺麗な服を着てみんなの注目を集める中でステージに立ち歌う。音楽の授業の延長ですが、それよりもずっと派手で楽しそうです。

 もちろん大人になれば、スポーツ選手や歌手がとってもリスキーな職業だということも理解できます。テニスも歌も趣味でやっていればそれは楽しいけれど、職業にしたら素人にはわからないような苦しみも多いだろうと予想できます。

 かつて中日のエースだった小松辰雄がインタビューの中で、「高校時代から引退するまで野球を楽しいと思ったことはなかった」と言っていました。スピードガン時代の申し子と呼ばれた小松ほどの投手でもそうなのですから、2軍暮らししているようなリストラ寸前選手にいたっては、どれほど辛い思いをしていることでしょうか。言い古されたことではありますが、好きなことは仕事にするものではないのかも。僕の場合、テニスもカラオケもゲームも趣味ですから、死ぬまで楽しめそうです。  

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