コンフェデレーションズカップで中断していたJリーグが再開しましたが、相変わらず代表の試合に比べてこちらは盛り上がりに欠けるようです。totoのお陰で今年は少し注目度が上がっているとは言え、しょせんリーグ戦自体の人気は、創設時にはほど遠く、「落ち目」と言われるプロ野球よりもさらに低迷していることは間違いありません。
その落ち目のプロ野球は、イチローや新庄らの活躍ぶりと人気からしても、いま欠けているのは「グローバリズム」であることは明らかです。世界への道が全く見えず、国内で完結してきたことが、ここにきて急速に古臭いイメージになってしまいました。
外国人選手枠の制限撤廃、大リーグとの交流試合、そして懸案の野球ワールドカップなど、思いつく限りの打てる手を実現していかないと、ますますこの先じり貧になるであろうことは誰にでも予測がつきます。
逆にすでにじり貧を続けて危機的状況に陥っているJリーグは、前述したように代表人気とtotoで辛うじて生き残っていますが、こちらに欠けているのはプロ野球とは逆に下から支える「ローカリズム」であることも確かです。と言っても、そもそもJリーグの百年構想と言うのは、地域に根差したクラブを確立していくことですから、プロ野球のように理念すらないわけではなく、あくまでも現実が追いついてこないわけですが。
鹿島や浦和のように、地域のサポーターがしっかり支えてくれているチームはともかく、プロ野球と同じ発想の親会社頼りのチームは、いよいよ末期的症状を示しています。そもそもサッカーのことも良く知らない、ましてやクラブ運営についてなど全く無知な素人を、親会社から出向させてチームの幹部に据えても、うまくいくわけがありません。
いったいヨーロッパのクラブや、アメリカの4大スポーツを真剣に研究しているのでしょうか?各チームがいつまでも企業におんぶにだっこではなく、早く自立への道を探すことを強く願っています。
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