幹事クリタのコーカイ日誌2001

 
 5月20日 ● テニスブーム再来?

 最近、実は女性の間にテニスがまたブームになりつつあるのではないか、と感じています。もちろん、まだはっきりとしたカタチになっているわけではないですし、マスコミでもそんなことを取り上げているのは見たことがありません。あくまでもテニスを20年以上にわたって続けているテニス好きの実感です。

 理由はいくつかあります。まずなんと言っても「テニスサークルに入りたい」と言ってくる女性が増えていることです。もちろん、毎年春になるとサークルへの入会希望者は増えるのですが、今年は例年にもまして増えていて、しかも初心者が多いのです。テニスを新しく始めたい、という女性が増えているというのは、テニスに注目が集まっているということでしょう。

 テニスをテーマにしたCMが最近目立っています。日清のカップヌードルでは、レイトン・ヒューイットとヨナス・ビヨークマンがやかんを打ち合っていますし、アディダスではマルチナ・ヒンギスが壁打ちで交通渋滞を解消、ポカリスエットでは水中テニス、最近ではワンダでタイガー・ウッズまでがテニスを始めてしまいました。

 CMは時代の気分を映す鏡のようなものです。CM制作者が「ちょっとテニスがきてんじゃないの?」と感じているからこそ、これだけテニスを題材にしたCMが増えているのだと思います。

 少年ジャンプに連載されているマンガ『テニスの王子様』もヒットしています。ずっとテニスをしてきた人には、かなり噴飯もののシーンも多い作品ですが、テニスを知らない人にはそこがかえって面白くてわかりやすいのだと思います。先週まで『筋肉番付』で松岡修造のテニス塾も放送されていました。テレビゲーム『マリオテニス64』はかなりヒットしました。どれも子どもに「テニスをしてみたい」と思わせるパワーは侮れません。

 1980年頃のテニスブームを経験した若者も、今では40代のオジサン・オバサンです。テニスウェアを着てラケットを抱えて街を闊歩していた大学生だった彼らが、そろそろ親子でテニスを始めているような気もします。女性、子ども、ファミリー。これから数年後にはまたテニスブームが日本に訪れるのではないか、と僕はかなり確信を持って感じています。
 

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