幹事クリタのコーカイ日誌2001

 
 5月19日 ● 中年太り。

 子どもの頃、僕は痩せていました。高校2年の時まで(つまり部活をやっていた頃まで)、今より20kgは体重が少なかったのです。初めて「あれ、太ったかな」と感じたのは高校3年の夏休みでした。手を後ろに回そうとして、腰のあたりで手が引っかかるのです。最初はお尻のポケットに財布でも入れていたかな、と思ったのですが、どうも引っかかるのは自分のカラダ。つまり、腰回りに余計な肉がついていたのです。

 その夏休み1ヶ月余りで4kg太っていました。そのまま受験生の間、体重は増え続け、大学に入る頃にはさらに6kg増。トータルで10kgも太ってしまったのです。その後、体重は増減を繰り返しながらも徐々に右上がりで数字を伸ばしていき、結婚してからはほぼ現在の体重(つまり高校の頃から+20kg)で落ち着きました。

 数年前に一度、ダンベル体操でダイエットをしました。その時は10kg体重を落とすことに成功し、かなり見た目にもスッキリしたのですが、その後は毎年3〜4kgずつ戻していき、去年後半にはすっかり元の木阿弥。健康診断でもダイエットに成功した時だけ数値は健康体だったのですが、体重が戻ったら、こちらもまた「要再検査」に逆戻りしました。もっとも「体重を減らせば大丈夫なんだから大丈夫」などと、「いつでも禁煙できるから大丈夫」と言いながらタバコを吸い続けている喫煙者みたいなことを言っていますが。

 ただ30代前半の太り方と、40才になってからの太り方は少し違うような気がしています。体重は同じでも肉のついている場所が以前とは違うのです。30代前半の太っていた時は、ヘソの上に肉がついていました。首や顎にもしっかり。ところが最近は、顎などは体重の割には意外とすっきりしているのです。お腹は出ていますが、昔と違うのは下腹が出てきたこと。要するに全体的に下の方に肉がついていて、いかにも「中年太り」の様相を呈しているのです。

 これはショックです。そりゃ40才は中年でしょうが、テニスをしていても他のことをしていても、自分自身では全く肉体的な衰えを感じていません。2時間休みなし、ベンチにも一切座らずにテニスをプレイし続ける体力がありながら、なぜ見た目だけは中年になっていくのか。そう言えば、ここのところ白髪もめっきり増えてきました。20代前半の女の子に、すっかり「オジサン」扱いなのは仕方ないとしても、30才くらいの女性にまで「関係ないわ」て顔されるのは、ちょっと寂しいですね。いくら中身は20代だぞぉ、なんて叫んでもバカにされるのが落ちだしなぁ。
 

とりあえず、読むたびに(1日1回)


を押してください。 日記才人という人気ランキングに投票されます。
初めての方は、初回のみ投票者登録画面に飛びます。
結構更新の励みにしていますので、押していってくださると嬉しいです。


この日記をマイ日記才人に登録する

前日翌日最新今月