この季節になると、必ずテニスサークルへの参加者が急増します。ひとつは冬の間にテニスから離れていたメンバーが復活すること、もうひとつは春になってテニスを始めようという新人がサークルに入ってくるからです。

　昨日はなんとサークルの長い歴史の中で、最高の27人ものメンバーが集まりました。復活組も新人組もいたのですが、それにしても増えたものです。もう何年も新入会を制限しているのですが、それでもなぜか少しずつメンバーは増えていき、とうとう27人も集まるようなサークルになってしまいました。

　僕はサークルの適正な規模というのをいつも考えています。僕ひとりで面倒を見ることができて、みんなが揃って練習ができ、バラバラになることなく一体感があり、ゲームをする時にバリエーションがそれなりに楽しめるというスケールが、僕の考えている適正規模なのですが、長年の経験からすると、だいたいそれは14〜18人くらいのようです。

　コート3面4時間を確保して、10数人でテニスをして、終わってから10人余りでアフターテニスの会話を楽しむ、というのが理想的なのですが、なかなか思うような規模を維持することは難しいものです。なにせ楽しい雰囲気を維持していると、どんどん人が増えていくのです。人を減らすには「つまらない」と思わせるのが一番ですが、もちろんそんなことができるはずもありません。

　幹事としてサークル運営を頑張って、その評価がたくさんメンバーが集まることだとしたら、この矛盾はなかなか解決できそうにありません。まあ今はこれだけいても、真夏が来ると途端に参加率が悪くなって人が減るから、実はあまり心配もしていないですけどね。

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