幹事クリタのコーカイ日誌2001

 
 4月25日 ● 公明党はどうする?

 いよいよ小泉純一郎が自民党総裁の座に就きました。「変人内閣」なんて言葉まで新聞には踊っていますが、とりあえずは「変人=変革の人」としてお手並み拝見という気分でしょう。

 ところで小泉はかなり政策的・思想的にはタカ派です。靖国神社公式参拝や改憲論にもかなり積極的に踏み込んだ発言をしていますし、中曽根大勲位とも話が合うようです。多分石原都知事ともそう大きな違いはないでしょう。

 逆に野中弘務はハト派です。「護憲党」である公明党と太いパイプを持っているのも、そのあたりの政策的に共通点が多いからというのもあると思います。

 そう考えると、橋本派を排除した小泉政権下で自民党と公明党が連立内閣を作るのは、かなり無理があると思います。経済政策ひとつ取っても「ばらまき体質」の公明党と「血を流す覚悟」の小泉とでは水と油。むしろ鳩山民主党や小沢自由党の方が小泉とは近いでしょう。逆に民主党と自由党と社民党が連携をとっている方が不思議です。公明党と社民党なんて、政策的にはどれほどの違いがあると言うのでしょう?

 小泉政権が参院選までの選挙対策内閣ならともかく、ある程度本気で政治変革を行うつもりなら、物の道理として政界再編は不可避である気がします。小泉が公明党を捨てるのか、はたまた公明党が小泉を見限るのかわかりませんが、単なる数合わせのためではなく、政策的に近しい政党同士が連立をして、国民にわかりやすいカタチで信を問うて欲しいものです。

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