幹事クリタのコーカイ日誌2001

 
 3月16日 ● 森が世界経済を動かしている?

 ニューヨーク株式市場が急落、さらに欧州の株式市場も続落ということで、世界同時に株安が進んでいます。アメリカの、特に金融株が軒並み急落したのは、低迷を続ける日本の株価が日本の金融システム不安につながり、それがアメリカの金融業界にも悪影響を及ぼすだろう、という見込みからだそうです。

 こうなったのも日本の政府があまりにも無策・無力だからに他なりません。先日の宮沢財務相の発言のように、担当大臣が評論家のようなことをしれっとした顔で言っているようでは、どこまで本気で日本政府は株価対策をやるつもりがあるのか、誰だって不安に思います。

 しかも森内閣は今や完全に「死に体」です。どんな政策を言ってみたところで、その実行力に疑問符がつくのは仕方ありません。たださえ森内閣発足以来、株価は下げ続けてきたのに、今の状態で有効な手だてが打てるはずもないと思います。森が政権にある限り、株価が上がらないのは誰だってわかっているのです。

 こう考えてくると、この世界同時株安を引き起こしているのは間違いなく森首相です。あのサメの頭が世界経済を混乱させているのですから、ある意味、我々が思っている以上に大物なのかも知れません。彼自身はサメ頭ですから、自分のしでかしていることの重大さを理解できないでしょうが、少なくとも周りのわかっている人間は、一刻も早く彼を引きずり降ろして、世界にこれ以上迷惑をかけないようにしたらどうなんでしょう?

 亀井は「こんな時に政治的空白を作ってどうする」と強弁していますが、森が首相の座にあること自体が政治的空白になってしまっていることに、早く気づいた方が良いと思います。

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