去年の12月末にテニスサークルの団体戦で準優勝した時、僕は自分なりに良いイメージを持ってテニスできていました。つまり、自分の思う通りにカラダをコントロールすることができ、その結果かなり自分の意図した通りのプレイが可能だったわけです。
ところがそれから2ヶ月、冬の間に自分の中にあった良いイメージがどんどん溶け出すように失われていき、今月初旬には自分がどう動いているのか全然つかめない状態に陥ってしまいました。いわゆるスランプというやつです。とにかくバタバタと動いている割には、思った通りにカラダをコントロールできずミスを連発していたのです。
自分より実力的に落ちる人とテニスをしても四苦八苦しているし、自分より上手い相手とテニスをすると、慌てるばかりで空回りしてミスを重ねます。なんとも困った状態で、このままテニスシーズンに入って大会に出てもどうしようもないかも、と思っていました。
一昨日、冬の間休んでいた会社のテニス部が2ヶ月半ぶりに再開されました。参加したメンバーは僕を含めて4人ぽっきりでしたが、いつものサークルと違い、とにかくインカレベスト8のT西をはじめ、レベルの高いメンバーばかり。たださえ調子が悪いのですから一緒にテニスをしていてもついていくのに必死です。
ところが2時間みっちり4人でテニスをしているうちに、徐々に冬の間に染みついた妙な癖がどんどん落ちていき、代わりに良いプレイのイメージが蓄積していくのが自分でも感じられるのです。最後の方はスピードにも慣れて気持ち良いリズムでテニスができるようになりました。見事にリハビリを果たした、という感じなのです。
多分テニスに限らずスポーツというのは、レベルの高いプレーに数多く触れることがとても大切なのだと思います。その中で良いイメージを培って自分のものとしていくことが上達の早道なのでしょう。僕の場合、会社のテニス部がそのイメージトレーニングの重要な場だったのですが、冬の間休部していたために、すっかり忘れてしまったようです。改めて、ただ漫然とテニスしていれば良いというものではないということが再確認できました。今後の課題は、このイメージをどこまで定着させることができるか、だと思っています。もちろん、言うほどそれが簡単にできれば苦労はないのですが。
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