幹事クリタのコーカイ日誌2001

 
 3月3日 ● 「信長の野望」ができない。

 先月発売されたPC用ゲーム「信長の野望」シリーズの最新作“嵐世記”ですが、果たしてどれほど売れているのでしょうか?どうも世の中ではあまり話題になっていないというか、ほとんど噂すら耳にすることがないのですが、光栄の看板ソフトなのに、こんなことで大丈夫なんでしょうか。

 僕はドラクエと信長だけは新作が出るたびに欠かさずプレイするんですが、今回リリースされた「嵐世記」はまだ買っていません。もちろん遊びたくないわけではなく、単にパソコンがパワー不足でプレイしようにも満足に動かないからです。

 「嵐世記」はCPUにPentium2/233Mhz以上を要求してきます。僕のPentium100Mhzではとても及びません。なにせ前作の「烈風伝」ですらぎりぎりPentium100Mhz以上(推奨はPentium166Mhz以上)で、実際に動かしてみても遅いこと遅いこと。サブマシンのレッツノート(MMXPentium166Mhz)でようやく満足に動きましたから、今回の「嵐世記」は早々に無理と諦めています。

 もちろん今の最新高性能パソコンはPentium3/1.5Ghzなんてあたりですから、この程度の要求は大したことないじゃん、というふうに光栄は考えたのかも知れません。しかし「信長の野望」をパソコンでプレイするような人間は、MS-DOS時代からのパソコンユーザーがかなりの部分を占めると思います。いわゆる「おたく入ってる」人たちです。だからこそヘビーな要求にも応えられるだけの環境が整っている、と思いがちですが、実は意外と僕のようにパソコンのハイスペック化についていくのに疲れてしまった人種も多いのではないかと思います。

 かつてのパソコンはゆっくりと性能がアップしていきました。そんな頃はユーザーも技術の進歩に対してちゃんとついていけたのですが、ここ最近の加速度的に向上していく性能競争にいつしか疲れてしまい、「いいや、できることだけできれば」と思って旧型のマシンを愛着を持って使っている人が結構いるんじゃないかと思っています。なにせDOS時代からのユーザーにはパソコンに名前を付けたりして可愛がっていた人がたくさんいましたからね。

 そんな人たち相手のPCゲーム商売は、もっとユーザーに優しくなければならないと思います。まあ僕のような6年も前のパソコンを使っているのはおいといても、せめて3〜4年前のエントリーモデルなら十分に動くくらいにはしておいてもらいたいものです。そうでないと、たださえ衰退しているPCゲーム市場が、ますます縮小していくばかりじゃないでしょうか。

 もっとも僕の場合は、いよいよ信長のためにパソコン買い替えかと真剣に考えています。早く決めないと、迷っている間にプレステ版が出てしまって、パソコン購入はまた先延ばししそうですからね。

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