幹事クリタのコーカイ日誌2001

 
 2月5日 ● ラケット道楽。

 テニスというのは基本的にはあまり金のかからないスポーツです。最初にラケット、シューズ、ウエアなどを揃えるにはちょっとお金がかかりますが、以降のランニングコストは昨日も書いたように公営コートでプレイしている分には、たかが知れています。プレイするたびに数万円かかるゴルフとは比べものになりませんし、遠くまで出かけるスキーやマリンスポーツほどの移動費や宿泊費もいりません。

 ですから基本的にはテニスはビンボー人でも楽しめるスポーツなわけですが、せっかくの楽しみだから少しはお金をかけたいとなると、やはり道具、特にラケットにこだわるということになります。もっともこれもゴルフクラブに比べれば金額的には全然大したことはないのですが、一応グッズ関係では一番値が張るものだけに、愛好家同士、あーでもないこーでもないと語る楽しみもあるというものです。

 テニスプレーヤーには、気に入ったラケットをずっとこだわって使い続けるタイプと、僕のように新しい技術が出るとすぐに飛びつくミーハーとがいます。大抵上手な人は技術が完成していることもあって、お気に入りこだわり派が多いのですが、僕のような中級者どまりはせめて道具でテニスが変わらないかと期待するというところもあっていろいろラケットを変える場合が多いようです。

 20年以上前のウッドラケット時代にテニスを始めた僕は、スチールラケットが出ればすぐに飛びつき、その後素材がいろいろと変わるたびに飛びつき、厚ラケ、デカラケ、長ラケ、超軽量ラケットにもどんどん飛びつき、つい1年ちょっと前に買ったウィルソンのラケットはとにかく厚くてデカくて長くて軽い、という究極の楽ラケットでした。

 ところがこのラケット、あまりにも究極過ぎて、ボールが飛んで飛んで仕方ありません。遊びでポコンポコンと打っている分には本当に楽で良いのですが、目を三角にしてハードヒットすると、どこまでボールが飛んでいくかわからないので、とうとう音を上げてその前に使っていた少し飛ばないラケットに戻しました。22年間で10数本のラケットを渡り歩きましたが、ついに初めて飛ばないラケットに戻したのです。

 もっともミーハープレーヤーとしては、このまま昔の古いラケットを使うのも我慢できません。飛ばないなら飛ばないなりに、やはり新しいラケットが良いと言うことで、またまた新しいラケットを買ってしまいました。今度も同じウィルソンですが、前のラケット、前の前のラケットよりも飛ばないということになっています。

 ラケットとシューズとウエアだけしか金がかからないとは言え、こう毎年のように買っていると、さすがにそれなりにかかります。しかも最近は気に入ったら同じモデルをもう一本なんて考えているので余計に出費が多くなりますが、それでも年間数万円のことですから、それくらいの金額で強くなれれば文句ありません。本当に強くなれるかどうかは、ま、おいといて。

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