早いものでもう2月。21世紀も1ヶ月が過ぎてしまったということになります。2月になるとプロ野球もキャンプインし、センバツ高校野球の代表校も選ばれて「球春きたる」なんて文字が新聞を賑わせたりします。豆まきして立春になり梅が咲いて「春だよねぇ」なんて言ったりするわけですが、実際にはまだまだ寒さの底で、油断するとすぐ風邪を引いたりします。
僕は2月生まれということもあって、この季節が大好きです。日に日に太陽の光が明るさと強さを増していくのがわかります。寒さの底に春の息吹を感じ、なんだか前向きになれる気持ちがするからです。ああ、春だなぁ、と思って感動しています。
でも同じように春が好き、と言っても、僕のように早春が好きな人と、もっとうららかでけだるいような4月後半の晩春が好きな人がいます。そういう人は「暑さ寒さも彼岸までというくらいで、本当の春は桜が散る頃にならないと」と言います。確かに気温で四季を考えれば、一番暑いのは夏至から秋分の頃まで。これを夏とすると、秋は秋分から冬至、冬は冬至から春分。で、春は春分から夏至ということになります。体感的な四季はそれで間違っていないのでしょう。
しかし日の長さで四季を分ければ、暦のように春は春分を中心にした3ヶ月、立春から立夏になります。日の長さと気温ではおよそ1ヶ月半ほどのズレが生じるわけで、それが同じ「春が好き」でも議論が分かれるところとなる原因です。そんなくだらないことで議論するなよ、と思うかも知れませんけど。
でも「2月なんてまだ冬じゃん」と言われると、なんとなく腹が立つのですよ。季節に対する感覚が鈍いなぁ、と思って。日本人に生まれたからには、季節の先取りを楽しまなきゃもったいないじゃないですか。
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