幹事クリタのコーカイ日誌2001

 
 1月27日 ● 見たかった試合。

 テニスファン以外はほとんど興味がないでしょうが、いま真夏のメルボルンでは全豪オープンが行われています。女子はヒンギス、男子はアガシがそれぞれ決勝へ進んでいます。ともに決勝の相手が格下なので、優勝は濃厚だと思われます。

 全豪オープンは地上波ではほとんど放映しません。シングルス決勝はテレビ東京系で中継するようですが、それ以外はWOWOWでしか流しません。今回の全豪オープンはシードダウンが相次ぎ、好カードが準々決勝、準決勝あたりで全て消化されてしまいましたから、例え決勝を中継してくれても、もはや出がらしのようなものです。

 WOWOWを契約していない我が家では、ここまで新聞報道でしか全豪オープンに触れることができませんでした。特に見たかったのは、男子の準決勝アガシvsラフター、女子の準々決勝、準決勝のヒンギスvsウィリアムズ姉妹、そして杉山愛の女子ダブルスです。

 アガシとラフターというのは、現在のナンバー1リタナー対ナンバー1ファーストボレーヤーの対決です。アガシの強力なリターンをいかにラフターがボレーするか、というのが見どころで、いつも最強武器同士が激突する迫力のあるゲームになります。大抵の場合、アガシの方が分が良いようで、今回もまた競り合いながらもアガシの勝ち、といういつものパターンに終わったようですが、円熟した技のぶつかり合い、見たかったなぁ。

 女子の準々決勝、ヒンギスとセリーナ・ウィリアムズの対戦も、かなり白熱したようです。ヒンギスは昨年4大大会無冠に終わってしまいました。ウィリアムズ姉妹やダベンポート、ピアースのようなハードヒッターにパワーで押し込まれて負け込んでいましたが、そのまま終わるヒンギスではありません。この全豪オープンでセリーナに競り勝ち、ヴィーナスに圧勝したのは、ヒンギス復活の狼煙でしょう。いやぁ、見たかったなぁ。

 女子ダブルスの杉山愛は、すっかりダブルスでは世界のトップという顔つきになってきたようです。今回はペアが変わりましたが、きっちり準決勝まで勝ち上がったあたりはさすがです。願わくばダベンポート組相手に昨年の全豪オープンの雪辱をした上で、決勝でウィリアムズ姉妹に挑んでウィンブルドンの雪辱も果たして欲しかったのですが、なかなか世の中うまい具合には行きません。杉山がウィリアムズ姉妹に勝つところ、見たかったなぁ。

 この全豪オープンが終わると、そのまま女子選手は日本へやってきます。特に今年はアンナ・クルニコワが来日しますから、ちょっとした騒ぎになるかも。これは見たい、ではなく見ます。なにせクルニコワですからね。見逃せません。

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