一週間ほど前から蕁麻疹が出て夜など痒くて仕方ない状態になっていました。二、三日で収まるかと思っていたら、ひどくなるばかりなので、医者に行って処方してもらいました。「薬出しとくけど、眠くなるから気をつけてね」なんて言われて、はいはいと気にもとめずに飲んだら、その眠いこと。確かに蕁麻疹は一気に鎮圧されて楽になったのですが、その分、眠気も尋常じゃありません。

　薬は朝晩に飲むことになっているのですが、夕食後に飲むとこれまでの宵っ張りが嘘のようにコテッと眠りこけてしまいます。お陰でこの「コーカイ日誌」の更新もままなりません。夜はまだ寝てしまえば済むのでともかく、昼間はかなり手強いことになります。

　昨日も仕事中にどうしても集中できずボンヤリしてしまうので、全然企画がはかどりません。人と話している時も「眠そうだ」「体調が悪いのか」「つまらないのか」とかいろいろ言われてしまうのですが、いちいち「クスリのせいで」と説明するのさえ億劫なくらいです。

　アレルギーの薬というのは総じて眠気を誘うものなのでしょうか。そう言えば花粉症の人たちも春はずっとボンヤリしていると言っていましたが、花粉症でボンヤリして薬を飲んでさらにボンヤリしているのでは、たまらないでしょうね。ベールが一枚か二枚かかっているようで、世の中が全然クリアではありません。もうすぐ花粉の季節、今年は花粉症の人にもう少し優しくしてあげようと思います。

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