幹事クリタのコーカイ日誌2001

 
 1月11日 ● 女性受けする女優。

 新ドラマ『HERO』のキムタクの相手役松たか子。「またかい!」という突っ込みが各方面から厳しいようですが、その裏には松たか子がドラマの主ターゲットである若い女性の受けが悪いということもあるようです。

 梨園のお嬢様で親の七光りで出てきて真面目で清楚なイメージで実際のインタビューなどでもそのイメージ通り。彼女はいかにもオヤジ受けするキャラクターです。「こんな可愛くて出来の良い娘が欲しい」(愛人ではないでしょう)と思う中高年が多そうです。

 ところが、そのオヤジ受けの部分がそのまま女性には嫌われる原因にもなるようです。「つまらない」「優等生」「友達になれない」など、正面切ったバッシングこそ少ないのですが、陰で遠巻きにされているような感じがします。女の過剰なフェロモンを感じて嫌われるタイプ(葉月里緒菜とか)とはまた違った温度の低い嫌われ方です。

 逆に新ドラマ『別れさせ屋』で主役を演じる村上里佳子は、妙に女性受けするキャラクターです。CMなどで見かけるあの鼻に皺を寄せた笑い方なんて、僕からすればどこがいいのか、と思いますが、彼女はトランタン世代の憧れ、スーパーミセスなのです。

 さっぱりしていて姉御肌でスタイルが良くてオシャレ。ちょっと前までの浅野ゆう子のポジションにすっぽりとはまろうという後継者です。本来の正統な後継者たるべき山口智子が全然ドラマに出演しないせいもありますが。もっとも浅野ゆう子と違って、村上里佳子はまだ本格的な女優としては認知されていないので、今回のドラマ次第というところはありますけどね。本当に主演女優としてひとり立ちできるのか、それとも単なるイメージキャラクターで終わるのか、分かれ目だと思います。

 男性受け、女性受けって微妙ですけどね。広末涼子とか深田恭子、鶴田真由、高島礼子あたりは明らかに男性受けですし、江角マキコ、今井美樹、浅野温子は女性受け、というのはわかりますが、常磐貴子、松島菜々子、中山美穂、鈴木京香あたりだと、どっちかというと男性受け、深津絵里、菅野美穂、稲森いずみ、松雪泰子くらいだと、ちょっと女性受けでしょうか。藤原紀香、飯島直子はどっちにもいけそうです。こう並べるとオシャレさとフェロモンのバランスがポイントのようですね。うーん、だからどうだってこともないんですが。

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