幹事クリタのコーカイ日誌2001

 
 1月3日 ● 20世紀も奧が深い。

 正月はずっとゲーム三昧です。年末に何をやろうかちょっと悩んだのですが、結局買ったのはプレステ版「大航海時代4」。光栄のゲームを久しぶりにやりたくてのチョイスです。

 このゲームは、プレーヤーが大航海時代の船乗りとして、世界に漕ぎ出し交易やら戦争やらをしながら勢力を広げていきます。すでに4作目が出ていることからわかるように、光栄が誇る人気ゲームシリーズのひとつです。

 僕は現在ポルトガルの少年提督として、アフリカからインド洋にかけて勢力を広げているところです。光栄のゲームに共通する特徴ですが、とにかく登場するキャラクターがよく喋るので、どんどん思い入れも深くなり、今や気分はすっかり16世紀です。

 21世紀の今でもアフリカやインドなんて遠く離れた辺境で、全然風土も文化も違うのに、16世紀のヨーロッパ人にしてみれば、本当に命がけの冒険だったことでしょう。まだゲーム上はたどり着いていませんが、これから東アジアへと進出します。ヨーロッパから行くと、もうシンガポールあたりが遠いこと遠いこと。日本なんて本当に「極東」です。いやぁ、昔の人はよくこんな距離をはるばる船に乗って来たもんだ、なんて感心していましたが、実は20世紀前半は、まだみんな船で旅行していたんですよね。

 ライト兄弟が初飛行を成功させたのが20世紀初頭。1950年代はまだ海外旅行は船旅が普通でした。帆船ではなかったにせよ、何ヶ月もかけて船旅をしていたという意味では16世紀とあまり差はなかったのです。20世紀を振り返る企画を昨年末にいろいろ見かけましたが、そのほとんどがこの20〜30年のことばかり取り上げていました。本当は日露戦争の頃だって20世紀なのです。改めて20世紀の激変ぶりをゲームをしながら考えてしまった正月でした。  

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