あけましておめでとうございます。本年も「コーカイ日誌」をよろしくお願いいたします。

　と言うわけで、あっけなく21世紀になってしまいました。予想されていたことではありますが、本当になんにもいつものお正月と変わりありません。ボンヤリと紅白歌合戦を見ながらこたつでミカンを食べていると、いつの間にか除夜の鐘がなって年が明ける。生まれてこの方、僕の年越しはずっとこのパターンなのですが、世紀越えも変わりはありませんでした。

　今年の紅白はパッとしませんでしたね。いくら20世紀最後の紅白とは言え、昔の歌ばかりでは聞き飽きてしまいます。まあ今年は総ざらえということで、新世紀の紅白はガラッと出場者を入れ替えて欲しいですね。アリスとピンクレディーは思わず口ずさんでしまいましたが、選曲がちょっと無難過ぎて残念。アリスなら「遠くで汽笛を聞きながら」、ピンクレディーなら「渚のシンドバッド」を入れて欲しかったなぁ。

　それよりなにより紅白ならではのハプニングがありませんでした。細かい寒いギャグは満載でしたし、和泉元弥の衣装も場末のキャバレーの呼び込みみたいで、そのあたりは楽しめましたが、小林幸子は今までの集大成でしかなありませんでした。

　カウントダウンはサザンにするかJ-FRIENDSにするか、ちょっと迷いましたが、娘の希望でJ-FRIENDSに。ジャニーズ、フォーリーブスから嵐までの21曲メドレーが秀逸でした。

　それにしても2000年は早かったという気がします。ついこの間、大騒ぎして年が明けたのに、それからもう1年経ったなんて、とても実感できません。毎年毎年、時の経つのが早くなるのですが、この調子で21世紀が過ぎていくとしたら、あっと言う間に22世紀になりそうで怖いです。 　

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