子どもたちへの今年のクリスマスプレゼントは相も変わらずゲーム。しかも、息子は「マリオパーティ3」、娘は「ポケモン・クリスタルバージョン」とシリーズもので変わり映えしないので親としては全然面白くないのですが、だからと言って親が押しつけても仕方ないと思い、本人達の希望を聞いてはサンタからのプレゼントになっています。

　ところでプレゼントと言えば、じゃあ自分は何が欲しいんだろう、と考えると、実はあんまりプレゼントされたいものってないことに気がつきました。欲しいものがないわけではないのですが、以前のように「どうしても」と思うほどのものはないし、仮にそこまで思うものがあったらさっさと自分で買ってしまいます。

　本当に実用品ならそろそろ新しいものが欲しいな、というものも、いくつかあります。しかしプレゼントですから、少しは夢があった方が、というか、せめて趣味嗜好品がいいな、と考えると、急に選択肢が少なくなるんですよね。

　まず高いものから言えばクルマ、次にパソコン、それからカメラ。いずれもメカ関係ですが、買い換えを考えながら「まだいいか」と思って新しいものを買わずに我慢しているものばかりです。うーん、我慢じゃないかな。単に買わずに迷って楽しんでいるだけかも。

　つまりこれらについては、自分なりにこだわりがあり、納得したものを使いたいので、実はプレゼントされるよりも自分で選んで買いたいという気があるわけです。迷っているのが楽しいのですから、下手にプレゼントされてしまったら、楽しみがひとつ減ることになります。もっとも、誰かが決めてくれないと、いつまでたっても迷っている可能性もありますけどね。

　そうやって考えると、プレゼントしてもらうなら、趣味はある程度ハッキリしているけれど、こだわりがそれほどなく、しかもいくつかあっても困らないものがいいんでしょうね。ネクタイとか時計とかテニスウェアとか。うーん、変わり映えしないことでは子どものゲームと一緒ですね。 　

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