幹事クリタのコーカイ日誌2000

 
 11月29日 ● 喪中につき。

 この時期になると「喪中につき年末年始のご挨拶ご遠慮させていただきます」というハガキが何枚も舞い込みます。日頃は年賀状だけの付き合いと言ってもいいくらいに疎遠にしている人はもちろん、よく会っている人でも意外と身内の不幸を知らなかったりして、喪中欠礼ハガキを見るたびに「あれあれ」と思います。

 昔から喪中のハガキは来ますが、この頃、ちょっと様子が変わったのは、亡くなったのがかつては友人の祖父母だったのに、最近では親が亡くなったという知らせが多くなりました。我々の年齢ですと、親はだいたい60歳代半ばから後半。僕の両親は現在父70才、母65才です。まだまだ2人とも死にそうにはありませんが、一般にはそろそろというお年頃なのででしょう。

 特にこの世代は子どもの頃が戦時中で、成長期に満足な食事を取っていません。当然カラダが弱っていて、年を取るとその影響で早めにガタが来るのかも知れません。それでもまだそれでポックリいけば良いのですが、長患いして介護問題にまで発展するともっと悲惨です。

 ともあれ、40才の声を聞く時期になると、少しずつ親をどうする、という深刻なテーマにぶつかります。かなりディープな話題なので、普段は避けていますが、基本的に他人事じゃないと思っていた方がいいと思いますよ。自戒の意味もこめて。  

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