年間に数回、他サークルとの交流試合を行います。先日の土曜日に対戦したサークルは強豪ということで近隣で名を馳せているところで、そこらのサークルでは相手になりません。我々のサークルも一昨年、昨年と挑戦したのですが、全く相手にもならずに惨敗を喫していました。

　しかし、相手は強いと言ったところでプロであるわけでもなく、ただの社会人の、それもオジサンばかりです。平均年齢では我々の方が若いわけだし、いつか勝てるようになる日が来るのではないかと、僕は虎視眈々とチャンスを狙っています。

　で、去年の惨敗から1年後の土曜日、ついに再々チャレンジをしました。今回は考えられる限りのベストメンバーを組んで準備万端、今度こそ一泡吹かせようと思って挑んだのですが、結果から言えば完敗でした。

　もっとも負けたと言っても、過去に比べるとはるかにマシではありました。勝敗も試合内容は競り合っていたし、決して楽勝だったとは向こうも思っていないでしょう。それだけでも十分に成果はあったと思います。強豪相手に試合をしてみて、着実にサークルのレベルが上がっていることがハッキリと感じ取れたからです。

　目標があるということは良いことです。今回も試合に負けたメンバーが「ちゃんと練習してからもう一回やりたい」と悔しがっていましたが、この気持ちこそが強くなる決め手だと思います。テニスは上手な人と打って、上手な人の真似をして、いつか上手な人に勝てるようになろうと考えることが上達の早道。そしてその気持ちがあるうちは、いくつになっても上手になると僕は信じています。　 　

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