幹事クリタのコーカイ日誌2000

 
 10月13日 ● 高橋尚子に国民栄誉賞。

 シドニー五輪で女子マラソン金メダルの高橋尚子。今や国民的アイドルと言っても良い人気沸騰ぶりですが、さらに拍車をかけるように国民栄誉賞が内定したそうです。当然と言えば当然でしょう。

 もっとも、前にも書いたように、僕は以前から国民栄誉賞なんて、どうせ時の内閣の人気取りなんだから、もっとバンバン出せば良いのに、と思っています。妙にもったいぶっているから、あの人に出してあの人には出さないのはおかしいじゃないか、みたいな話になるのです。

 以前にも同じマンガ家でありながら、長谷川町子に出して手塚治虫に出さないのはおかしい、と書きましたが、今回も同じ金メダルなら田村亮子はどうなんだ、というのは、当然上がる声だと思います。高橋と田村のどちらが優っているとか劣っているとかの議論は意味がありません。国民栄誉賞は1人と定員が決まっているわけではないのですから、2人に揃ってあげてしまえば済むことです。

 さらに言えば、五輪2連覇の野村だって大したものだし、誤審に泣いた篠原だって、女子ソフトボールチームだって、国民栄誉賞に相応しくないとは思えません。オリンピックで活躍したアスリートは、バンバン貰えるということにしたって全然問題ないと思います。

 そもそも国民栄誉賞は生前に贈られるよりも死んでから貰う、という例が多すぎます。スポーツ選手は、金メダルをとったり記録を達成したりということで貰えますが、芸能人・文化人は死なないとなかなか贈られません。しかし、誰だって死んでから貰うより生きているうちに貰いたいものです。

 スポーツ関係なら、長嶋茂雄、イチロー、野茂英雄、中田英寿、武豊、伊達公子など。芸能関係なら、森繁久弥、吉永小百合、高倉健、松本幸四郎、坂東玉三郎、野田秀樹、熊川哲也、小澤征爾、桑田佳祐、松任谷由実、松本隆、筒見京平、ビートたけしなど。他にもいくらでも生きているうちに国民栄誉賞あげたい人がいると思います。どんどんあげちゃおうよ。ほら、もたもたしているうちにミヤコ蝶々も死んじゃったし。

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