幹事クリタのコーカイ日誌2000

 
 10月4日 ● アテネ五輪は長嶋監督?

 シドニー五輪の野球代表チームが4位に終わり、メダルを逃した最大の原因はナベツネが非協力的だったからだと抗議が殺到したという話がありました。まあ本当にどれほど読売に抗議があったのかはわかりませんが、少なくとも日本の野球ファンの大半は同じように感じていることは間違いないでしょう。

 で、それを感じ取ったのか、ナベツネがアテネ五輪ではプロ野球ももっと協力しなければ、と言ったとか。これもまたどこまで本気の発言なのかわかりませんが、オリンピックに巨人優勝が食われてしまったことを考えても、ナベツネが経営者としてオリンピックを取り込んでいく方が得、と判断してもおかしくはありません。

 で、そうなったら今度はきっとナベツネ流で五輪代表チームにいろいろごり押ししてくることも十分に考えられます。さすがに五輪となれば西武堤オーナーの顔は立てないとまずいでしょうが、堤も野球は渡辺さんに、くらいのことはしれっと言いかねない狸オヤジだけに、両者がうまく話し合って進めていくことでしょう。

 当然、ペナントレースは中断して、アテネには巨人を中心とした「ドリームチーム」が編成されます。主軸は松井秀、高橋由に、FAで巨人入りしている可能性もあるイチロー、中村紀。後は松中、松井稼、小笠原、小久保あたり。古田は2004年にはさすがに39才ですから、正捕手は城島に譲ってバッテリーコーチあたりに収まっていることでしょう。投手は松坂、上原中心のローテーションです。

 もちろん監督は五輪大好きな長嶋茂雄。ただし采配はヘッドコーチの森と古田、投手コーチの山田久志にそれぞれ任せ、自分は目立つところだけ出しゃばる、というのが理想的です。もちろん日本テレビが野球に関しては独占中継権を得て、サッカーや女子マラソンに負けない視聴率獲得を目指します。

 ただ問題は、果たしてアテネでも野球が五輪種目として存続しているかどうかですね。オリンピックが縮小傾向にある中で、ヨーロッパではあまり人気がないマイナー競技の野球は消えてしまっている可能性も否めません。長嶋監督にアテネの空は似合いそうな気はするのですが、儚い夢物語で終わるかも知れませんね。

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