先日の土曜日、我々のテニスサークルは盛夏にも関わらず6時間ぶっ通しで練習をしました。時間は14時半〜20時半と、さすがに一番暑い時間帯こそ外しましたが、それにしても猛暑の名古屋で6時間テニスを続けるというのは、いい大人がやることではないような気がしないでもありません。

　しかもこの日の参加者は普段より多い18人。暑さにも関わらず熱心に練習するその姿は、まるで高校生の部活のようで、メンバーのやる気の横溢ぶりに幹事の僕ですら驚いてしまいました。数年前なら猛暑の時など、数人しか集まらず、その物好きなメンバーもダラダラと休み休みテニスをしていたというのに、変われば変わるものです。

　こんなにメンバーにやる気があるのも、実は身近な目標があるからです。9月上旬に岐阜のひるがの高原で行われる大きなテニス大会に、なんと18人ものメンバーが参加することになっています。去年初参加したこの大会は、賞品が豪華で楽しいリゾートテニス大会です。去年の楽しさに味をしめて、今年はさらに盛り上がっているわけです。

　テニスはただボールを無心に打っているだけでも楽しいものですが、やはりある程度上達してくると、自分の実力を試したくなるものです。特に草トーナメントへの参加は、一度はまると結構やみつきになります。勝てば嬉しくてまた頑張ろうと思いますし、負ければ負けたで悔しくてもっと練習しようと思います。またいろいろな大会に顔を出しているうちに、いつの間にか顔見知りが増えていくのも楽しみのひとつです。

　今月は大会用の練習日を平日夜にも週に1日設けて、さらに熱心に練習をしています。挙げ句に僕は会社のテニス部の練習にも参加しているので、すっかりテニス漬けです。生まれてこの方、ここまで目標に向かって自主的な努力を続けたということはあまり記憶にありません。このやる気をもう少し仕事に向ければ、と上司は思うことでしょうが、もちろん、人間そういうもんじゃないですよねぇ。それに仕事にここまで情熱傾けていたら、30年以上も続けていく自信がないですし。

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