幹事クリタのコーカイ日誌2000

 
 6月21日 ● ストレスを感じる時。

 昨日「政治家のストレス」についていろいろ考えましたが、では振り返って自らのストレスはどうなのか、と思うと、やっぱり人間関係にあると思います。精神的に極度にすり減ってしまうような大きなトラブルというのは、天災や親しい人間の死が最大級だと思うのですが、日常的に抱える悩みではダントツに人間関係がうまくいかないことでしょう。

 僕の場合、例え仕事絡みでのストレスと言っても、よくよくその原因を突き詰めていくと、大抵の場合は一緒に仕事している人と相性が良くないという場合がほとんどです。本当に相性の良いチームで仕事をしていたら、困難な仕事もやり抜ける気がしますが、逆にぎくしゃくした人間関係の中では、大して難しくない仕事でも、本来の仕事以前に神経を摩耗してしまいます。

 僕のように公私ともに「幹事」をすることが多いと、また特に神経をすり減らすような人間関係の中に身を置く場合が増えてしまいます。幹事役というのは調整役ですから、あっちにもこっちにも気を使うのが基本です。あるレベルまでの気配りは、身に付いた性でもう自動的・反射的にやっているような場合があるのですが、そこを超えると本当に気を使いすぎてヘロヘロになります。最後は爆発して誰かが僕の愚痴を聞く羽目になるわけで、これはこれで結構はた迷惑かも知れません。

 じゃあ幹事役なんてやらなければいいじゃん、という話になるのですが、これがまた仕切の悪い幹事を見ているとイライラしてきて、それを我慢するのが大きなストレスになるんですよね。要は自分の思った通りにならないと怒りが沸いてくる「わがまま」なだけですけど。

 もっとも、逆に言えば上手く人間関係が回っている時は、ほとんどストレスを感じてはいませんから、現代人にしてはストレスの少ない生活を送っているのだと思います。自分の手で思うようにコントロールするとストレスを感じないのですから、僕が幹事をするということは、実は究極のストレス解消法でもあったのですね。いやぁ、自分でも意外。そうだったんだぁ。

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