幹事クリタのコーカイ日誌2000

 
 6月18日 ● アコード・ユーロR試乗記。

 7年目に入った愛車アコードを買い替えるかどうか、相変わらず悩んでいるところですが、ホンダの営業マンが「ユーロRの試乗車が入ったんで是非乗りに来て下さいよ」と懇願するので、ちょっと試乗に行ってきました。

 アコード・ユーロRは伸び悩むアコードの売り上げのテコ入れのためにホンダが発表したスポーツセダン。RV一辺倒だった市場も、アルテッツァやレガシィB4など再びスポーツ・セダン回帰の傾向が見えますが、その流れに乗って登場した新車です。ただし設定はマニュアル車しかありません。僕は構わないのですが、妻が運転することを考えると、AT車がないのでは次期候補車からは残念ながら外れざるをえません。

 愛知県で1台だけというユーロRの試乗車に第1号で乗り込ませてもらうとは光栄の至りだったのですが、なにせこちらは買う気のない冷やかし客。ちょっと申し訳ないかなと思いながら乗り込みキーを捻ります。レカロのバケットシートにモモのステアリングはスポーツ心満点。もちろんクルマ好きの自動車評論家なら好印象を持つところでしょうが、うちの妻には「なんだか堅いシートだね」となってしまいます。

 走り出せばさすがにマニュアル車は面白い。2速でグーンと引っ張ってパパンとギアチェンジするのはとても楽しいのですが、後部座席に乗っていた娘から「このクルマ気持ち悪くなるからキライ」と苦情が。まあ確かにそうでしょう。どうしてもマニュアル車に乗るとドライバーは荒い運転になりがちです。

 試乗を終えての僕の感想は「スポーティで面白い」だったのですが、女2人の感想は「うちのクルマの方が良い」でした。もっともです。やはりファミリーセダンにスポーティさを求める時は、バランスが大事。ユーロRは快適性・機能性も切り捨てないスポーツセダンを目指したということですが、それにしてはやはりAT車の設定がないというのは大きなマイナスでしょう。今ではアルファロメオ156にだってAT車がある時代です。ユーロRにもAT車が出たら、かなり有力な候補になるんですがねぇ。

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